今年も一月が過ぎてしまった。はやいなぁ。
本家GNU nanoが2.9.3になった
GNU nano v2.9.3がリリースされている。–trimblankでsegfalutが発生する問題の改善。いくつかのキーのShiftキー同時押しのキーコード対応等がされている。地味にM-TabがSh-Tabと同じコードを返すようになっている。私家版では同じコードを返さずにM-Tabのままに戻した。
私家版GNU nanoに機能追加
私家版GNU nanoの方は機能をいくつか追加した。
256色、水平2画面分割に対応
ncursesが6.1にバージョンアップしたのを機会に、256色対応をした。HTMLのカラーコードを指定出来るようにして、少しカラフルになった。
水平2画面分割はなんとなく実装案が閃いたので、思いつくままに実装してしまった。正直「ずるい」実装なので、褒められたものではないのだが、思いの外うまく動いているようだ。
簡易ブックマークとタグジャンプ、バッファリストの実装
行単位の簡易ブックマークとタグジャンプを実装した。簡易ブックマークを行単位の実装にしたのは速度を懸念したため。タグジャンプはgrep -n/gtags/ctagsの形式に対応させた。
バッファリストはタグジャンプ等を使ってバッファを沢山開いている時、前後のバッファが分かり難いので実装。
ツーストローク関連の実装
そろそろ割り当てるキーが足りなくなってきたのでツーストロークキーを実装した。emacsでいうC-x C-cとかを実現出来るようになった。ツーストロークトグルはトグル関連をツーストロークとして呼び出せるようにしたもの。
キーバインドでM-^A等に対応
M-^A等のESC→コントロールコード自体は入力は出来ているのだが、それを解釈させることが標準ではできなかったので、nanorc等で設定出来るように変更した。